近年、持続可能な社会の実現に向けて、環境に配慮した素材への注目が高まっています。 その中でも特に注目されているのが、株式会社TBMが開発した新素材「ライメックス(LIMEX)」です。
ライメックスは、石灰石を主原料とする画期的な複合素材です。 資源に乏しい日本でも自給自足できる石灰石を50%以上(重量比)含有し、 製造工程で水資源や森林資源をほとんど使わないため、環境負荷の低減に大きく貢献します。 また、従来の紙やプラスチックの代替品として、耐水性や耐久性にも優れています。
セミー工業では、このライメックス素材の可能性を探るべく、射出成形におけるテストを実施しました。 写真は、弊社自社商品「J-STAGE」アクリルディスプレイケースの天板・地板になるパーツです。
初期テストでは、ライメックス単体での使用時に原料の流動性に課題があり、 一部にショート(充填不足)が見られましたが、それを上回る大きなメリットを確認しました。
この結果に基づき、弊社ではライメックスを「添加剤」として活用する最適解を見出しました。 石油由来のプラスチックにライメックスをブレンドすることで、以下の三つの価値を同時に実現します。
セミー工業は今後も、ライメックスの優れた特性を最大限に活かし、「環境に優しく、高品質、そして経済的」な、 三方良しの製品開発を加速してまいります。ご期待ください。
現代のモノづくりにおいて、プラスチックは軽量で耐久性があり、加工しやすい不可欠な素材です。しかし一方で、海洋プラスチック問題やCO2排出など、環境負荷への懸念が世界的に高まっていることも事実です。
「プラスチック製品を作りたいが、環境への配慮も欠かしたくない」──そうお考えの企業様へ向けて、セミー工業が取り組んでいる「責任ある製造プロセス」についてご紹介します。
一般的にプラスチック製品は、以下の理由から環境負荷が高いと言われています。
これらは業界全体の課題ですが、私たちは「作る責任」として、工場内での廃棄ロスを極限まで減らす取り組みを行っています。

プラスチック成形の過程では、製品部分以外に必ず「ランナー」と呼ばれる不要部分が発生します。(プラモデルの枠の部分をイメージしてください)
これらを単に廃棄してしまうと、大量の産業廃棄物となってしまいます。そこで当社では、このランナーを貴重な資源として再活用するシステムを構築しています。

当社では、ABS、PP(ポリプロピレン)などの汎用樹脂から、PA(ポリアミド)、POM(ポリアセタール)といった高機能なエンジニアリングプラスチックまで幅広く対応しています。
成形時に発生したランナーは、以下の手順で厳格に管理・再利用されます。
当社の成形サービスをご利用いただくことで、お客様には以下のメリットを提供できます。
「環境に優しいプラスチック製品を開発したい」「製造コストとエコを両立させたい」。そんなお悩みをお持ちのご担当者様、ぜひ一度私たちにご相談ください。素材選定からリサイクル手法まで、最適なプランをご提案いたします。
プラスチック成形の現場で、成形不良や金型メンテナンスの頻度に悩んでいませんか?セミー工業が提案する「ハングリーフィーダ」は、従来の“過食成形”から脱却し、原料供給を最適化することで、成形品質と生産効率を飛躍的に向上させる革新的な技術です。
原料定量供給装置 “Hungry Feeder(ハングリーフィーダ)”「過食成形法」から「ハングリー成形法」へ。成形不良率の低減と金型メンテ期間の延長を実現します!

ハングリーフィーダは真空ポンプを使用しません。工場のエアーを使用し、真空エジェクタで負圧を発生させ流れを作りガスや水分を排気。シリンダ内に隙間があれば真空ポンプと同等のガス抜き効果が得られる。
「ハングリーフィーダを使用しなかった製品」
「ハングリーフィーダを使用した製品」






↑こちらが通常時
↑こちらが吸収時





