社長Blog

環境問題 ①

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2022年04月5日

プラスチック製品の製造業として環境問題は何十年も前から関心の高いところです。弊社も多数のメーカー様と共に少しでも環境に優しい製品づくりに取り組んできました。企業様のグリーン調達の方針に則ってある製品の数十パーセントはリサイクル材(再生材)を使うであるとか、生分解性プラスチックや植物由来原料を使った製品は以前から数多く手がけてきております。

私たちプラスチック関係の仕事をしている者にとって地球環境問題には2つの側面があります。一つはマイクロプラスチックによる海洋汚染。 もう一つは地球温暖化を防ぐ脱炭素社会の実現です。

この二つの問題は複雑に絡み合っている感じがします。単にプラスチックを無くせばよいというものではありません。今こうして打っているキーボードにしてもプラスチックが無ければ木か金属か陶器で作らなければならずマイクロプラスチックの問題は解決してもそのために森林伐採や製造過程にかかるエネルギー消費は莫大なものになって地球温暖化に拍車がかかります。自動車や航空機にしても部品を樹脂化することによって軽量化し燃費を向上してきました。プラスチックが脱炭素に大きく貢献してきた証でもあります。

世界の人口が増え続け皆が便利で快適な生活を求め続ける限りはどんなに頑張っても環境にプラスになることは無くいかにマイナスを抑えるかしかないように思います。木とプラスチックどちらが環境にいいかということではなく多少不便でも物を大切に使うことで環境にとっての負荷(マイナス)を減らす取り組みが必要です。プラスチックの箸でも洗って何百回も繰り返り使えば割りばしを使うよりはマイナスを減らせるはずです。私が子供の頃は市場に買い物に行くとお味噌はまだ店頭に樽で山盛りにされおっちゃんが量って油紙で包んで売ってくれていました。お豆腐もボール容器を持っていき水の中からすくって入れてもらってました。いまから思うとメチャメチャ不便でしたがゴミはほとんど出ませんでした。

今やるべきことは単にプラスチックを木や紙に置き換えればいいという事ではなく、使い捨て社会を見直し、ものを大切にできるだけ永く使い、使い終わったら適切に処分する(海に流さない)これに尽きるのではないでしょうか。

これからの脱炭素社会において大切なことは少しの不便を受け入れた生活を覚悟してそれに沿ったモノづくりをする事だと考えます。

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