カラフルな木製家具が少ない理由
2022年03月16日
ここ数年、自社オリジナル商品として木製家具をデザインすることが多いのですが、合板や繊維板の表面に色や木目の装飾をする時はPVCなどの化粧材を使います。
その時、たいていの場合海外の家具工場が常時持っているシートから選ぶのですが、工場によって多少の違いがあるにしてもおおよそ似たような木目や色合い(ホワイト・ナチュラル・ブラウン)になってしまします。
もっとカラフルでビビッドな色の家具も企画したいのですがそうなるとシートの発注ロットが問題になってきます。当社のキューブボックスαシリーズも当初オレンジ・ピンク・グリーンがあり一定の需要があったのですが、シートの発注ロットに至らずメーカー廃番となりました。ユーザー様から復活のご要望も多くいただくのですがなかなか期待にお応えすることができませんでした。
そこで木製の本体は白に限定して扉だけ当社の十八番である樹脂成型の特徴を生かし12色のカラーで発売することに致しました。それがこちら。
スリックス彩 マグネットセット オリジナル商品 CUBE BOXα (rencontre-semi.jp)
普通のカラーボックスより一回り小さいサイズ感。フラップ式の扉にマグネットを付けて上開きが出来るようにしました。 横置きにすればA4ファイルラックにもなります。子供部屋やリビングの彩にいかがですか。
今後キューブボックスαシリーズの扉も多色展開していく予定です。